腹圧性尿失禁とはなんでしょう?
腹圧性尿失禁とは、そのことばの通り、腹圧、お腹の圧力を上げるような何か特定の動作を行ったときに限り尿失禁が起こるものです。
腹圧性尿失禁の代表的なものとしては、代表的なものとしては、咳、くしゃみ、笑う、重いものを持つ、歩く、走る、スポーツする、などがあります。
このような人は、分娩の既往があったり、骨盤内(お腹の下の方)の手術をしていたりすることもあります。
診断としては、婦人科健診の状態で、咳をしたりいきんだりしておしっこが漏れてくるか確かめることが重要です。
腹圧性尿失禁の検査法に60分間パツドテストというものがあります。
この方法は、まず、あらかじめ重量を測定しておいたパッドを装着します。この状態で500mlの水分をとり、尿失禁を誘発するいろいろな動作を行ってみるものです。60分後にパッドをはずし,パッドの重量を測定し、同時にその後の排尿量も測定します。パッドの重量差を計算して尿失禁量を計算します。
診断がついたら治療ですが、
自分でできるのが運動療法です。運動療法は効果があるのですが、毎日繰り返して行うことが大切です。骨盤底筋訓練といわれるもので、具体的な方法として,次のようなもの
があげられます。
①骨盤底筋群の位置と役割を患者にイメージしてもらう。
②骨盤底筋群の収縮の感覚を正しく認知してもらう。
③骨盤底筋訓練に適した姿勢をいくつか紹介し、いつもの日常生活の中で習慣化できる方法を患者自身でえらんでもらう。
④骨盤底筋群の強化がなされているかを、自己(自分で)内診して、あるいは肛門括約筋に触れることで評価してもらう。
などです。
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