切迫性尿失禁の治療について
切迫性尿失禁の治療にはどうのようなものがる、みてみましょう。
はじめに行動療法というのがあります。聞き慣れないことばですが、生活習慣を変えるようなものです。
まず、切迫尿失禁の人に、24時間排尿記録(排尿日誌といいます)をつけてもらいます。この記録を見ながら、尿失禁が生じる時間帯より少し早めの決まった時間に排尿してもらうようにする方法です。とくに、心因性頻尿と呼ばれる可能性がある場合には、排尿記録をつけているだけで落ち着いたりします。夜間や朝1回目の1回排尿量が少なくないことを自覚すること白体が、尿失禁の症状状改善につながるとも言われます。
薬物療法
オキシブチニン,プロピベリンなどの抗コリン薬の使用。抗コリン作用というのは筋肉の地下の源である、カルシウム拮抗作用、カルシウムに反対する作用によって膀胱の排尿筋過活動を抑制し、膀胱容量を増加させる働きがあります。この治療法の有効率は高いといわれますが、抗コリン剤には副作用として、口渇や便秘などがあり、その副作用対策として、うがいをする、緩下剤を予防的に使用するといった対応をあらかじめ考えておく、または準備して行うようにすると良いでしょう。また、高齢者では排尿筋過反射収縮不全(DHIC)といって、尿の蓄尿障害のみでなく排出障害、意識的おしっこを出す方もうまく働かないことがあり、そのような場合は、抗コリン薬を使用することで、逆におしっこがでなくなる状態、尿閉といいますが、この状態になっていないかどうか、排尿した跡の残っている尿、残尿を適宜計測する必要があります。
電気刺激療法
切迫尿失禁には、腹圧性尿失禁の時に行った、膣や肛門にたいして電極をつけて、電気刺激はをおこなうことで、膀胱収縮を抑制させることが可能です。切迫性尿失禁に対する膀胱抑制は10Hz程度の刺激が最も有効であるといわれます。
磁気刺激療法
磁石を用いて、磁場による神経刺激を行うことで、骨盤底筋収縮を引き起こし、これにより排尿筋の異常収縮を抑制する方法と言われています。この方法も、腹圧性尿失禁のみでなく切迫性尿失禁にも有効との報告があります。
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